手入れされた森林は、みんなの財産を損なわず利益になるといった考え方があります。「公益的機能」といわれ、森林は降った雨が急激に川へ流れだすことを軽減したり(水源涵養機能)、土砂が流れ出すことを防いだり(土砂流出防止)、二酸化炭素を吸収し固定するといった働きもあるなど多くの役割があります。
このことから行政は補助金を設けてあなたの山づくりを応援しています。現在は、より効果的に補助金が使われるような制度となっています。それは「森林経営計画」を立て目標を定めて山づくりがおこなわれること、また面的にまとまった山林において、適切な作業がおこなわれるといった内容です。下図はイメージ図です。ご覧ください。
ポイントは、
・計画的に作業を実施すること(森林経営計画をたてること)
・5ha以上の面積をまとめて間伐作業の計画をたてること
・いずれ材木を利用するために、また作業の効率化などのために適切な道づくりについて考えること
・まとめたうちのどこかで10m3/ha以上の木材生産をすること
森林経営計画については森林組合で経営委託契約書を取り交わした上で承ることができます。
ぜひともお誘いあって森林組合へご相談ください。
ご連絡は、山林がある市町村の事務所 または 本所 0265−22−0604
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