一向に収まる気配のないコロナ禍の中、さらにロシアとウクライナの戦争勃発は、戦争の歴史に戻るような恐れを感じます。社会経済情勢の悪化は全世界におよび、この先どのような世の中になるのか予測できない状況です。
さて、本年度の課題は、『JForest飯伊森林組合ビジョン2030』に掲げた 組合員サービスの向上・職員の就業環境の改善及び 経営の安定化です。組合員サービスの向上では、木材生産力を高め生産性を向上させて組合員への利益還元を図ること、職員の就業環境の改善においては労災事故の無い職場づくりに向けて教育・訓練の実施。経営の安定化では、収益性の確保と共に組合員サービスに努めることです。
なお、森林管理面では、実質3年目となる森林経営管理事業の受注に向けて各市町村に働きかけ、地域森林の経営・管理を担う体制を築きます。
また、林業の再生面では、森林の持続性を高めるため、林齢の平準化を図る小面積皆伐施業 (モザイク森林の造成) に取組み、地産地消の木材利用を図りながら森林の再生を目指します。
この森林管理と林業再生は、SDGsの当組合の目標です。
飯伊森林組合
代表理事・組合長 林 和弘